環境アレルゲンの測定ELISAキット
ELISA kit
環境アレルゲン で最も問題となっているダニの糞由来アレルゲンとスギ花粉アレルゲンを特異的に測定するELISAキットです。
測定に必要な試薬、標準品および抗体がすべて梱包されています。

スギ花粉アレルゲン(Cry j 1)測定ELISAキット
スギ花粉アレルゲン測定キットとは
日本国内で最も罹患率の高いアレルギーがスギ花粉症です。そのため、環境アレルゲンとしての最も身近なアレルゲンともいえます。スギ花粉の飛散は、早い地域では年明けから始まり、遅い地域では4月末まで続きます。しかし、飛散時期が過ぎても花粉はしばらくの間残りますので、注意が必要です。
本キットは、スギ花粉アレルゲン(Cry j 1)を特異的に測定するためのキットとなります。

測定原理と特徴
スギ花粉アレルゲン測定キットは、抗原抗体反応を利用したELISA (Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay)と呼ばれる方法で、溶液中のスギ花粉アレルゲンを特異的に、数100 pg/mLの微量まで正確に測定することが可能です。
このキットには測定に必要なすべての試薬、標準品、抗体および酵素などが梱包されており、ほとんどがready to useとなっています。また、試薬の間違いを防ぐため、容器のフタやラベルに色付けをしており、初めての方でも使いやすいように工夫しています。
ヒノキ花粉アレルゲン(Cha o 1)やスギ花粉アレルゲンのCry j 2とは交差性は認められません。
ELISA(サンドイッチ法)
マイクロプレートに目的アレルゲンに対する抗体を固相化し、目的アレルゲンを反応させます。続いてビオチン標識した目的アレルゲンに対する別の抗体を、さらに酵素(HRP)-streptavidinを順次反応させ、洗浄後、マイクロプレートに残る酵素活性を検出します。
アレルゲンのエピトープの異なる2つの抗体の組み合わせを使用しており、反応の特異性が高くなります。サンドイッチ法は高い検出精度を求められる場合に有効な方法です。その代わり、遺伝子組み換えで作製されたアレルゲン(リコンビナント)は検出できません。
別途必要となる器具 ※あればスムーズに測定できます
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各種マイクロピペット (200µL、1000µL、5000µLの可変タイプがお勧め)と各チップ
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マイクロチューブミキサー
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マイクロプレートウォッシャー(洗瓶またはマルチチャンネルピペットでも可)
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8連または12連マルチチャンネルピペット(連続分注器でも可)
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吸光マイクロプレートリーダー(波長 450 nm)
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付属解析ソフトの使用出来るパソコン(エクセルでも可)
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500 mLが定量出来るメスシリンダー等(10 倍濃縮洗浄液の調整に使用)
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1.5mLのマイクロチューブ
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リザーバー
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蒸留水または脱イオン水(10 倍濃縮洗浄液の調整)
取り扱いの注意点
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使用しないプレート(スプリット)は元のビニールに入れ、袋のチャックをしっかり閉めて、冷蔵(2-8℃) で保存してください
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開封後は保証期間内であっても、早めにご使用ください
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異なるロットのキット試薬を組み合わせて使用しないでください
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研究用試薬ですので、ヒト診断等に用いることはできません
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廃棄基準につきましては、都道府県や市等の条例、研究所の規定等に従って処理して下さい。試薬類は多量の水道水と共に流して下さい。未使用残液も同様に廃棄してください
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製造過程での不備によるがありました場合には、同数の新しい製品とお取り替えいたします。それ以外の責はご容赦いただきます
スギ花粉アレルゲン(Cry j 1)測定ELISAキット
販売価格
55,000円(税込)
ダニアレルゲン(Der f 1 & Der p 1)測定ELISAキット
ダニアレルゲン測定キットとは
室内の環境アレルゲンとしてのダニには、ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの二種類があります。特に排泄されたフンは、粒子が小さく、口や鼻から吸い込んでアレルギーを起こす吸引性のアレルゲンで、室内環境における最も注意の必要なアレルゲンです。
本キットは、ヤケヒョウヒダニアレルゲン(Der p 1)とコナヒョウヒダニアレルゲン(Der f 1)をそれぞれ特異的に測定するためのキットとなります。

測定原理と特徴
ダニアレルゲン測定キットは、抗原抗体反応を利用したELISA(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay)と呼ばれる方法で、溶液中のダニアレルゲンを特異的に、数100 pg/mLの微量まで正確に測定することが可能です。
このキットには測定に必要なすべての試薬、標準品、抗体および酵素などが梱包されており、ほとんどがready to useとなっています。また、試薬の間違いを防ぐため、容器のフタやラベルに色付けをしており、初めての方でも使いやすいように工夫しています。
Der p 1とDer f 1との間に交差性は認められません。
ELISA(サンドイッチ法)
マイクロプレートに目的アレルゲンに対する抗体を固相化し、目的アレルゲンを反応させます。続いてビオチン標識した目的アレルゲンに対する別の抗体を、さらに酵素(HRP)-streptavidinを順次反応させ、洗浄後、マイクロプレートに残る酵素活性を検出します。
アレルゲンのエピトープの異なる2つの抗体の組み合わせを使用しており、反応の特異性が高くなります。サンドイッチ法は高い検出精度を求められる場合に有効な方法です。その代わり、遺伝子組み換えで作製されたアレルゲン(リコンビナント)は検出できません。
ダニアレルゲン(Der f 1 & Der p 1)測定ELISAキット
販売価格